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循環器内科

あらゆる循環器疾患に対し、24時間循環器専門医が迅速に対応いたします。

外来診療担当表

2017年9月1日時点

診療科 受診方法
循環器内科 初診 岩出 和徳 森 文章 岩出 和徳 岩出 和徳 森 文章
予約再診
(午前)
森 文章 岩出 和徳 濱田 和幸 長谷川 瞬 岩出 和徳
網代 洋一
予約再診
(午後)
網代 洋一 齋藤 貴士   渡邉 真広 岩出 和徳
椙山 恒
専門外来     ペースメーカー外来
(網代 洋一)
(午前のみ)
睡眠時無呼吸症候群外来
(網代 洋一)
(午後のみ)
 

受付時間 : 平日 8:30~10:30
救急疾患の場合を除き、初診には紹介状が必要となります。
専門外来は、地域連携室を通して完全予約制となります。

概 要

 横浜医療センター循環器内科は、「365日24時間、あらゆる循環器疾患を断らない」を目標に掲げ、診療にあったっています。9名のスタッフで、夜間休日を問わず、急患の受け入れをおこなっています。

・循環器内科の一般病棟は36床、CCU(心臓集中治療室)6床 計42床
・年間外来患者数 約15000人、入院患者数1600件
・心臓カテーテル検査1400件
・心エコー検査約2900件
・Hoter心電図約1200 件
・冠動脈カテーテル治療 約400例
・下肢動脈カテーテル治療 約60例
・植え込み型除細動器 約20例
・カテーテルアブレーション 約100例
・ペースメーカー植え込み 約60例
・心臓核医学検査 約600 例
・冠動脈CT約260例
・睡眠時無呼吸検査(PSG)約60例

取得認定施設

・日本循環器学会専門医研修施設
・日本不整脈学会、心電学会認定 不整脈専門医研修施設
・日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設

扱う疾患とその特色

・虚血性心疾患
急性心筋梗塞や不安定狭心症などの急性冠症候群は、心臓を栄養する冠動脈が詰まる重篤な病気で、その初期治療は、1分1秒を争います。当科では、365日24時間体制で、迅速に冠動脈造影を行い、カテーテル治療を行います。基本的には橈骨動脈アプローチで検査・治療ともに行い、術後の安静等のストレスを軽減し、また入院日数も短時間にするようにしています。重症心不全やショックに対しては、大動脈バルーンパンピング(IABP)体外式心肺補助装置(PCPS)を挿入し、血行動態を維持することが可能です。
冠動脈に対するカテーテル治療は、近年めざましい進歩をとげています。石灰化の強い血管には、石灰化を削るロタブレーターを使用します。また冠動脈ステントも再狭窄の少ない薬剤溶出ステント(DES)が数多く使用可能となりました。当科では患者さんの背景、冠動脈病変の性状に合わせて、ステントの選択を慎重に行っています。
また、血管像造影による狭窄度の判定に加え、心臓核医学検査や、冠血流予備量比(FFR)などを積極的に行い、心筋虚血の程度を評価します。その上で、虚血の解除が必要な病変にのみ治療を行います。
カテーテル治療の際には、血管造影に加えて、血管内超音波(IVUS)光干渉断層法(OCT)を駆使し、冠動脈の情報をより多角的にとらえたうえでの安全でかつ的確な治療を行っています。

・下肢虚血、閉塞性動脈硬化症
足を栄養する血管が狭窄または閉塞すると歩行時に足の痛みが出現します。当科では、CTやMRIを用いて、下肢血管の動脈硬化性病変を評価したのち、カテーテル治療を行っています。腸骨動脈、浅大腿動脈には、ステントを挿入し血管の内側からしっかり拡張します。腎動脈も含め、全身の動脈硬化に対する治療が可能です。

・心不全
急性心不全は、迅速にICU、CCUに収容し持続陽圧換気(CPAP)を積極的に装着し、それぞれの病態にあった薬物療法を開始します。必要に応じて、肺動脈圧や、右房圧のモニタリングを行い、薬の微調整を行います。以前に比べ気管内挿管をするケースが激減しています。
至適な薬物療法を導入したにもかかわらず、心機能(左心室機能)が悪く、心不全管理が難しいかたもいます。その際、心室再同期療法が有効なことがあります。当科では、両心室ペーシングデバイス(CRTD/CRTP)を植え込み、より積極的な心不全治療を行っています。

・不整脈
心室頻拍(VT)や心室細動(VF)など致死的不整脈には、植え込み型除細動器(ICD)の植え込みを行っています。また徐脈性の不整脈に対しては、ペースメーカーの植え込みを行います。また、原因不明の反復性失神に対する植込み型ホルター(ILR)の植込みも、適応症例に対して行っております。
発作性上室性頻拍症、心房細動、心房粗動、ある種の心室頻拍、心室期外収縮に対しては、不整脈の回路を断ち切る心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を行います。2013年からは心房細動に対する肺静脈隔離術(PVI)も開始ました。また、2016年からは冷凍凝固アブレーション(クライオアブレーション)も導入しています。
薬物療法も積極的に行っています。副作用の多いとされるアミオダロンも厳重なモニタリングを行うことで、少ない副作用で効果をあげています。

・弁膜症
大動脈弁、僧帽弁の閉鎖不全、狭窄症に対しては、経食道心エコー心臓カテーテル検査で評価を行い、心臓外科と連携し手術の適応および、その時期の検討を行っています。

・急性大動脈解離
急性心筋梗塞とともに一刻を争う病態です。早期の手術が必要な場合、迅速に当院心臓血管外科に連絡、緊急手術を行います。

・睡眠時無呼吸症候群
寝ている間に呼吸が止まる病気です。重症例では動脈硬化を3倍以上進めるといわれています。簡易アプノモニターから、1泊入院での終夜睡眠ポリグラフィーでその評価を行います。その重症度に応じて、持続陽圧呼吸(CPAP)マウスピースなどの治療を行います。

・肺塞栓 深部静脈血栓症
エコノミークラス症候群ともいわれ、静脈の血栓が肺につまる病気です。重篤な場合は死に至ります。病態に応じて、tPAを用いた血栓溶解療法で肺に詰まった血栓をとかす治療を行います。また一時的に下大静脈フィルターを用いて血栓が肺動脈に流れるのを予防します。

心臓血管外科との連携

  循環器の疾患には、外科的治療の必要なかたがいらっしゃいます。当科では、毎週金曜日に心臓血管外科とのカンファレンスを行い、外科医と綿密な連携をとり治療方針の決定を行っています。もちろん緊急手術にも対応可能です。

病診連携(横浜医療センターと地域診療所)の推進

  地域の健康を守るためには、地域診療所の先生との役割分担が大切です。当科では、退院後の再発予防、指導を行った後に、地域の先生方への逆紹介を積極的に行っています。病診連携にもとづいたフォローアップの診療および、検査も行っています。また昭和62年以来20年以上にも及び、地域医師会との連絡勉強会を月一回、開催しています。地域一体となった循環器医療レベルの向上に努めています。

横浜医療センター循環器内科の特色

  横浜医療センター循環器内科では、高度な最先端の治療が可能です。ただ最先端医療の提供のみでは、重篤な循環器疾患を救命することはできません。日々一刻容体の変化するのが循環器疾患の特徴です。当科では、毎日2回朝と夕方に循環器内科医全員参加のもとカンファレンスを行っています。多くの意見を出し合い、ディスカッションするなかで、よりよい治療を選択し、実践しています。
また一人の患者さんの治療に多くの職種が、参加するのが循環器疾患の特徴です。当院では、医師、臨床工学技士、放射線技師、生理検査技師、看護師、リハビリ、事務職と密な連携をとっています。緊急入院から退院まで、チーム医療の実践にあたります。

診療実績

年次 2012 2013 2014 2015 2016
急性冠症候群入院数 170 165 186 156 145
心臓カテーテル検査 1284 1357 1485 1454 1514
経皮的冠動脈形成術(PCI) 344 326 376 353 403
末梢動脈形成術(PPI) 42 65 55 34 64
ペースメーカー植え込み術 64 43 61 61 54
ICD、CRTD 植え込み術 19 19 16 17 12
カテーテルアブレーション 19 71 58 86 106

臨床研究(自主研究)

代償期慢性心不全へのトルバプタン長期投与の効果に関する研究

術前深部静脈血栓症スクリーニングにおけるDダイマーカットオフ値に関する研究

臨床研究(多施設共同研究)

神奈川県循環器救急患者の現状と予後に関する研究

急性肺塞栓症の予後に関する多施設共同コホート研究-慢性血栓塞栓性肺高血圧症の発症との関連-

心血管イベントを規定するバイオマーカー開発-血管新生関連因子と新規酸化LDL-

おわりに

  当科の方向性は『患者さんのための医療』です。我々の持っている知識、技術をすべて結集・集約し、チーム全体で、一人一人の患者さんのために、努力していきます。

スタッフ紹介

役 職
氏  名
専 門 分 野
認定医・専門医・所属学会等
外来診療部長
いわで かずのり
岩出 和徳
循環器内科、血栓症
日本循環器学会専門医、
日本内科学会認定医、
日本心臓病学会、
日本血栓止血学会代議員、
日本静脈学会、
日本高血圧学会、
日本臨床薬理学会、
日本医療マネジメント学会、
日本医師会認定産業医
部 長
もり ふみあき
森 文章
循環器内科、
心臓カテーテル治療全般
日本循環器学会専門医、
日本内科学会認定医、
日本心血管インターベンション治療学会専門医代議員、
日本不整脈学会専門医、
日本心臓病学会
部 長
あじろ よういち
網代 洋一
循環器内科、
不整脈、心不全、
睡眠時無呼吸症候群
日本循環器学会専門医、
日本内科学会認定医、
日本心臓病学会、
日本不整脈心電学会、
ICD/CRT研修終了、
日本心エコー図学会、
日本睡眠学会、
日本高血圧学会、
国際心血管薬物療法学会日本部会評議員、
日本遺伝カウンセリング学会、
日本人類遺伝学会、
医 師
さいとう たかし
齋藤 貴士
循環器内科
日本循環器学会専門医、
日本内科学会認定医、
日本心臓病学会、
日本心血管インターベンション治療学会認定医、
心エコー図学会、
日本不整脈学会
医 師
わたなべ まさひろ
渡邉 真広
循環器内科
日本循環器学会、
日本内科学会認定医、
日本心血管インターベンション治療学会
医 師
はせがわ しゅん
長谷川 瞬
循環器内科
日本循環器学会、
日本内科学会認定医、
日本心不全学会、
日本心血管インターベンション治療学会、
ACLS/BLS provider
医 師
はまだ かずゆき
濱田 和幸
循環器内科
日本循環器学会、
日本内科学会認定医、
ACLS/BLS providerr
医 師
すぎやま こう
椙山 恒
循環器内科
日本循環器学会、
日本内科学会認定医、
ACLS/BLS providerr
医 師
まえだ りょうぞう
前田 遼造
循環器内科
日本循環器学会、
日本内科学会、
ACLS/BLS providerr    


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