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病院情報の公表

平成27年度 横浜医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
1.年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1271 254 218 487 914 965 1960 3251 1959 261
 当院は横浜市の小児科拠点病院および神奈川県の地域周産期母子医療センターとして、24時間365日の新生児を含む入院を受け入れていることもあり、0~9歳までの患者層が厚くなっています。
また、救命救急センターを有していることから、幅広い年齢層の急性期患者さんを受け入れています。 日本の人口動態を反映し、今後さらに70歳台の患者層が厚くなることが予想されます。
地域の医療機関と連携しながら、横浜市南西部の地域中核病院として今後も急性期医療を担うべく、柔軟に対応できる医療機関を目指します。


2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 380 3.12 3.07 0.26 70.61  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 240 3.68 4.87 0.42 71.19  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 98 4.44 5.68 0.00 63.69  
【循環器内科】
循環器内科は、「365日24時間、あらゆる循環器疾患を断らない」を目標に掲げ、夜間休日を問わず急患の受け入れを行ない、診療にあたっています。
平成27年度は「狭心症、慢性虚血性心疾患」と呼ばれる疾患群が当科の半数以上を占めました。
この疾患群には、「運動時」や「安静時」(夜間や早朝)などに感じる胸の締めつけ・圧迫感が症状として表れる疾患、前兆もなく初期の自覚症状もないまま進行する疾患が含まれています。
カテーテル治療の際には血管造影に加え、血管内超音波(IVUS)、光干渉断層法(OCT)などを行っています。しかし最先端医療のみでは日々一刻容体の変化する循環器疾患への対応は難しいものです。
当院では、循環器内科医全員参加のカンファレンスを毎日2回行い、多くの意見を出し合うことで、患者さん一人りひとりに合わせたよりよい治療を検討し、提案させていただいています。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx03xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的消化管止血術等 副傷病なし 272 2.44 2.76 0.00 65.64  
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 99 3.91 2.93 0.00 76.47  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 70 8.93 7.91 1.43 67.63  
【消化器内科】
大腸に出来る「ポリープ」に対する検査や治療が数多くあります。近隣のクリニックからの紹介で、ポリープの正体が何かを確認するために、内視鏡でポリープを切除する方法です。 検査の結果、悪性腫瘍だった場合には進行度によって治療方法を選択することになりますが、内視鏡治療で完治、追加外科手術が必要な場合があります。
また大腸憩室出血の方も数多く診療しており、必要に応じて止血術を行っています。
当科では肝疾患、胆膵疾患、消化管疾患と幅広く診療しています。当ホームページの「診療案内」の各科紹介も参照をお願いします。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 242 7.10 5.72 0.83 2.04  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 230 7.52 6.31 0.43 3.30  
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 69 5.04 6.17 8.70 0.00  
【小児科】
横浜市の小児救急拠点病院および神奈川県の地域周産期母子医療センターとして、24時間365日の新生児を含む入院受入れを目指しています。
午前中の一般外来に加え、午後にはアレルギー、感染・免疫、神経、腎臓、内分泌、循環器、NICUフォローアップなどの専門外来を設け、休日・夜間は一次救急医療機関である戸塚区休日急患診療所、横浜市南西部夜間急病センターとの連携を取りつつ、スムーズに入院受入ができるようにしています。
当科は外傷など外科系疾患以外の小児の諸疾患に対応していますが、高度な医療を必要とするお子さんについては、横浜市大病院、神奈川県立こども医療センターなどの三次中核病院と連携を取りながら診療しています。また、大学病院などが主治医になっている周辺地域の障がいを持ったお子さんの肺炎・喘息などの入院依頼も積極的に受け入れています。
また当院は学校検尿による横浜市学校腎臓病三次検診および横浜市学校心臓病検診の二次精密検査の指定施設であり、小児科学会の専門医研修施設に加え、アレルギー学会の専門医研修施設、周産期新生児医学会の専門医研修施設にもなっています。


糖尿病内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 213 11.03 15.35 0.00 62.68  
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 43 3.81 6.01 0.00 34.79  
100060xxxxxxxx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 15 11.20 14.30 0.00 51.80  
【糖尿病内分泌内科】
当院では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、検査技師、理学療法士からなる「糖尿病チームケアユニット」を2002年に設立し、チーム医療で糖尿病の診療を行っています。チーム医療のツールであるクリティカルパスを用い、「糖尿病教育入院」を実施しています。2002年から糖尿病患者さんのために「週末短期教育入院プログラム」を開始、2004年から他の医療機関との連携診療の充実のため「糖尿病地域連携パス」を考案し現在に至るまで実行してます。
内分泌疾患については甲状腺、下垂体、副腎疾患を中心に診療しています。当院脳外科のみならず他院脳外科で手術された間脳下垂体疾患の患者さんの補充療法も行っています。

神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 100 19.76 18.08 26.00 73.28  
010060x099020x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 61 23.39 19.78 36.07 76.31  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 8.57 7.03 0.00 65.57  
【神経内科】
当院神経内科は現在、常勤医5名体制で病棟及び外来診療を行っています。周辺に神経内科専門の常勤医がいる病院が少ないため、近くの開業医や一般病院の先生方との連携を重視し、神経内科に初めてかかる場合は紹介状をお持ちの方に限らせていただいています。しかし緊急性の高い疾患が疑われる場合はこの限りではありません。
当科入院患者さんの半分以上は脳卒中です。脳梗塞は脳卒中の大部分を占め、どんなに軽くてもできるだけ早く病院に来て早く治療を始めなければなりません。
t-PAという血栓(血の塊)を溶かす薬剤を、発症から4.5時間以内に投与する血栓溶解療法は頭蓋内出血を起こす危険がありますが、適応を見極めて使えば症状を改善させることができます。またたとえt-PAを使うことができなくても脳卒中の患者さんはなるべく早く病院に来た方が良いことは論を待ちません。
急性期の治療を終えた後にも障がいが残っている患者さんには、当院と連携している回復期リハビリテーション病院(リハビリテーション専門の病棟がある病院)へなるべく早く移ってリハビリ治療を継続していただけるように、脳卒中地域連携パスを推進しています。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 100 3.30 3.15 0.00 60.99  
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2なし 副傷病なし 78 17.42 16.15 1.28 63.19  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 48 23.15 19.32 50.00 70.10  
【脳神経外科】
脳腫瘍や脳動脈瘤(破裂および未破裂)を中心とする脳血管障害に対する治療が大部分を占めています。脳神経は難しい手術も多い分野ですが、安全で確実に手術を行うための装置(多機能搭載手術顕微鏡など)を有効に用いています。                   
〇設備の詳細はこちら→http://www.yokohama-mc.jp/outpatient_guidance/noushinkei_geka.html

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 80 6.24 6.50 0.00 46.11  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 65 8.57 10.18 0.00 46.51  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 48 6.69 6.34 0.00 45.92  
【産婦人科】
入院後の治療に際してはクリティカルパスを活用し、医療の標準化と効率化により患者さんの安全と入院期間の短縮に努めています。子宮や卵巣の良性疾患に対しては、子宮鏡下手術や腹腔鏡下手術を積極的に行い、従来は開腹手術であった疾患もご希望があればできるだけ内視鏡手術で行っています。
悪性疾患に対しても、腹腔鏡などの応用により、内視鏡補助下に手術侵襲の少ない手術を目指しています。夜間や休日の緊急時にもできるだけ対応できるよう努めています。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 70 6.59 7.59 1.43 72.27  
110200xx04xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 36 7.86 7.90 0.00 72.03  
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 副傷病なし 35 3.31 5.49 0.00 66.80  
【泌尿器科】
泌尿器科は、主に尿路(腎臓、尿管、膀胱)と男性生殖器の病気を扱っています。具体的な病名としては、前立腺肥大症・尿路結石などの良性疾患、腎癌・尿管癌・膀胱癌・前立腺癌・精巣癌・陰茎癌などの悪性腫瘍、膀胱炎・尿道炎などの感染症、過活動膀胱、尿失禁、男性更年期障害や勃起不全(ED)も扱います。
検査は、可能なものは外来検査とし入院期間の短縮を心がけております。手術に関しても身体に低侵襲の腹腔鏡下手術を行っています。
また、お薬の投与のみで状態の安定している患者さん、足が不自由で当院に通院が困難な患者さんは、近隣の開業医(地域連携病院)への紹介も積極的に行っています。

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 69 3.01 3.29 0.00 70.78  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 55 17.02 14.34 7.27 74.35  
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 54 12.61 13.38 1.85 74.22  
【呼吸器内科】
呼吸器内科では、肺癌などの悪性疾患、難治性肺疾患・喘息COPD等の疾患を中心に診療を行っています。 診療では、肺がんや喘息をはじめ、肺炎など広く一般的な呼吸器疾患に対応し、化学療法や放射線治療、在宅酸素療法などを積極的に取り入れ、総合的な呼吸器診療を行っています。
また、手術が必要となる患者さんでは呼吸器外科との連携によるスムースな対応を心がけています。

救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 56 2.63 3.58 5.36 37.75  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 35 2.97 7.52 2.86 55.37  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 27 7.26 21.69 18.52 82.22  
【救急科】
当院は10床のICU、20床の救急病棟からなる救命救急センターを擁しています。
救急科は、救急隊から応需要請のあった救急搬送症例はすべて応需し、重症病態はもとより、全ての救急疾患に対しての受け入れ窓口となっております。また地域の病院やクリニックから、症状や病態がひとつの専門科に絞り切れない症例や治療に難渋している症例、あるいはより細かな全身診察や入院治療の必要性に関して当院に依頼したい症例などに関しても広く受け入れを行っています。
救急外来において全身診察と全身評価の後、重症急性傷病や病態であった場合、また複雑な病状の場合は救急科が主科となり引き続き救命救急センターで入院治療にあたります。その際には病態や必要性に応じてそれぞれの専門各科と連携して治療にあたることもあります。 救命救急センター入院中の全患者に対するカンファレンスを毎日行い、患者それぞれの治療方針のみならず、退院後の方向性などに関してもスタッフ全員が情報を共有するようにしています。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 55 8.80 8.97 0.00 73.71  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 25 11.56 11.97 12.00 61.32  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 23 2.00 4.38 0.00 60.87  
【皮膚科】
平成27年度、皮膚科にて最も入院数が多かった疾患はウイルス感染症である帯状疱疹でした。また2番目に多い疾患は「急性膿皮症」の診断群に分類される、丹毒や蜂窩織炎などの細菌性皮膚感染症でありました。これらの疾患は日常よく遭遇するもので、すべての方に入院治療が必要となるわけではありませんが、いずれも初期に充分な治療を行うことが予後を左右する上で大変重要となります。
当科ではこれらの疾患で重症化や合併症のリスクが高いケースに対し入院にて加療し、病勢の拡大を防ぐよう管理いたします。
その他に、皮膚腫瘍、湿疹皮膚炎、紅斑症、中毒疹・薬疹、水疱症、炎症性角化症など広く一般的な皮膚疾患に対応し、総合的な皮膚科診療を行っております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 53 29.91 28.70 33.96 80.26  
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 44 23.73 23.32 4.55 73.07  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 39 29.77 27.21 2.56 74.59  
【整形外科】
入院患者は救急外傷などが半分を占め、脊椎損傷などの脊椎疾患、大腿骨や膝関節の人工関節手術を多く行っています。手術は適応を十分考えて決定しますが、神経ブロックなどの保存療法にも力を入れております。
また、入院時から退院後の生活を視野に入れた退院支援にも積極的に取り組んでいます。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 46 16.57 17.41 0.00 72.33  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 44 5.48 6.96 0.00 58.89  
060150xx03xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 副傷病なし 44 5.98 5.56 0.00 30.02  
【外科】
当院外科は大腸癌、胃癌などの癌の診断治療や虫垂炎などの急性腹症の手術治療、胆嚢結石症やヘルニアなどの一般疾患まで、横浜市南西部地域の中核病院として最良の結果が得られるようにスタッフ一同で治療に当たっています。
大腸癌や胆嚢結石症については腹腔鏡手術を積極的に導入し、術後合併症の低下など短期成績の向上に努めており、在院日数も全国平均より短くなっております。術後の管理方法の定型化のため院内クリニカルパスのみならず地域連携クリティカルパス(大腸癌、胃癌、乳癌)も使用しております。
疾患ごとの手術数については別途詳細を病院ホームページの外科のページに記載しております。癌ごとの情報や当院の癌の取り組みについても外科のホームページにまとめております。

腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 44 16.34 13.64 2.27 69.75  
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 15 14.93 23.89 0.00 71.27  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 12 9.42 14.34 8.33 67.50  
【腎臓内科】
腎臓内科では高血圧および健診で指摘される蛋白尿・血尿、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症など腎疾患全般に対する精査・治療を行います。
透析療法を行わない慢性腎不全の時期を保存期腎不全と言います。透析療法に至るまでをできるだけ遅らせるためには、この保存期腎不全の治療・管理が非常に重要となってきます。そのため教育入院という形で、管理栄養士、薬剤師、看護師と共に患者さん一人ひとりに適した指導を行っています。それでも病状が進行してしまい、透析療法が必要と判断した場合は、導入のため周囲の施設へ責任を持ってご紹介いたします。
上記のような腎疾患のほかには、潰瘍性大腸炎、ある種の神経筋疾患、類天疱瘡など特殊な免疫疾患に対しそれぞれの診療科と協力しながら免疫吸着、血漿交換などの血液浄化法を行っています。

膠原病・リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 42 13.83 18.15 0.00 53.17  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 18 16.39 14.34 16.67 69.83  
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 13 9.15 20.63 0.00 75.54  
【膠原病・リウマチ内科】
DPCコード病名(疾患群病名)ではひとつにまとまってしまい詳細が伝わらないため、説明を加えさせていただきます。膠原病・リウマチ内科で入院診療が必要な病態は大きく3つに別れます。初発時、再燃時、合併症の治療です。
1. 初発時:初発時には診断の確定、病気の広がり、併存疾患の評価、治療の導入、病気や日常生活上の注意点に関する教育などが主な入院目的となります。
リウマチ性疾患の診断は難しく、診断の過程で様々な疾患を除外していく必要があります。入院し、外来ではできない検査をすることによって、より確実な診断をつけることが可能となります。
また、リウマチ性疾患が起こる臓器はひとつとは限らないので、全身的な評価を行うことが重要となります。病気が起こっている臓器やその重症度を評価することによって、治療内容(どの程度の強さの治療をどの程度の期間行うか)を決定します。治療を決定するためには様々な情報が必要となりますが、入院することによって様々な検査を集中的に行い、治療開始までの期間を短縮することができます。
治療導入において最初は強い免疫抑制療法を行うことが多いため、入院で注意深く副作用などのチェックをしていくことが必要です。
また、リウマチ性疾患の治療は長期に及ぶため、治療薬の副作用や生活の指導も良い状態を維持するためには重要な課題となります。外来ではなかなか十分な時間がとれないため、入院の際にこれらの教育・指導を行っていきます。
初発時に入院する主な疾患としては「全身性エリテマトーデス」、「成人スティル病」、「血管炎症候群」、「皮膚筋炎・多発性筋炎」、「リウマチ性多発筋痛症」などがあげられますが、他の疾患、例えば「関節リウマチ」であっても初発時には入院で治療を行うことがあります。
2. 再燃時:リウマチ性疾患の治療は外来が中心となりますが、再燃時には入院が必要なことがあります。特に肺や心臓、腎臓、中枢神経などの重要臓器に障がいが出た場合には入院していただき、治療を再設定していきます。入院を要する主な疾患としては「全身性エリテマトーデス」、「間質性肺炎を合併している皮膚筋炎・多発性筋炎」、「間質性肺炎を合併している血管炎症候群」、「中枢神経ループス」などがあげられます。
3. 合併症の治療:リウマチ性疾患に使用する薬剤は様々な合併症を引き起こします。代表的な使用薬剤である副腎皮質ステロイドやシクロフォスファミドなどの免疫抑制剤、生物学的製剤は感染症のリスクを上昇させます。外来で治療することがほとんどですが、重症の感染症を合併した場合には入院での治療が中心となります。入院を要する主な感染症としては「細菌性肺炎」「ニューモシスチス肺炎」「敗血症」などがあげられます。また、薬剤によっては肺や腎・肝臓に副作用が起こることがあります。例えば「薬剤性間質性肺炎」などの場合には入院し、適切な治療を行う必要があります。
4. その他:免疫抑制剤による標準的な治療に関してはクリニカルパスを使用し可能な限り入院期間を短縮、いつでも質の高いケアが提供できるように心がけています。


呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 36 10.08 13.03 0.00 71.78  
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 7.80 9.68 0.00 37.05   
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり  
 【呼吸器外科】
呼吸器外科の主な治療対象疾患は、肺悪性疾患(肺がん、転移性肺腫瘍)、肺良性腫瘍、自然気胸、肺気腫、炎症性肺疾患、縦隔腫瘍(胸腺腫瘍、神経原性腫瘍など)、重症筋無力症の手術療法(胸腺全摘術)、膿胸、胸壁腫瘍、胸膜疾患(胸膜中皮腫など)、横隔膜疾患などです。
肺・気管支・縦隔(左右の肺の間、心臓と大血管は除きます)・胸壁・横隔膜に生じた疾患の手術治療を主に担当します。
当科では気胸や肺癌手術などをはじめ多くの胸部手術に胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を使用し、侵襲の少ない手術(身体に優しい手術)を心がけております。
ハイビジョンモニターシステムにより,より鮮明な画像で一層安全な手術が行えるようになりました。また、呼吸器内科と共に呼吸器センターを設立し、呼吸器疾患においてより綿密な連携が取れるようになっています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 29 5.28 8.62 0.00 63.72  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 22 5.14 11.08 0.00 60.05  
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 20 3.00 3.38 0.00 21.05  
【眼科】
近隣のクリニックなどから紹介を多くいただいております。白内障は日帰り手術、入院手術の両方に対応しています。
糖尿病性網膜症は、年々患者数が増加している疾患の一つです。一人ひとりの状態を把握し、適切な手術を行っています。斜視を含む小児の眼疾患も対応しており、症例数に反映してきています。紹介による診療が多いですが、緊急手術に対応できる体制をとっています。


心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 29 5.62 4.97 0.00 74.21  
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 副傷病なし 20 15.15 16.65 10.00 71.80  
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 16 25.44 25.69 0.00 66.50  
【心臓血管外科】
平成27年度は、「非破裂性大動脈瘤」と呼ばれる疾患が当科の患者さんの約1/4を占めました。
動脈瘤は、高血圧や喫煙と関係が深く、検査や人間ドックで指摘されないと無症状のまま増大し、突然の腹痛、腰痛、胸背部痛などの症状、次いで意識消失などのショック症状を発症する疾患です。これが破裂してしまうと、救命率は極めて低くなるため破裂予防のための治療が重要となります。
近年、ステントグラフト内挿術の普及により、大動脈瘤手術治療がより低侵襲に行われるようになりました。これにより手術による患者さんの体の負担が劇的に軽減されております。その結果、以前は手術に耐えられないようなご高齢、全身状態不良な方も手術治療が可能となってきました。
当科でも大動脈瘤のステント治療を積極的に取り入れております。なお、大動脈瘤の形状、発症部位によっては必ずしもステント治療が適当ではないケースもございます。大動脈瘤がご心配な方はお気軽に当科外来までご相談ください。


耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 16 6.13 7.76 0.00 50.25  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 16 8.00 8.20 0.00 23.88  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 12 9.00 9.60 0.00 68.25  
【耳鼻咽喉科】
当院の耳鼻咽喉科はめまい、聴覚、鼻アレルギー、副鼻腔炎を専門分野とする医師により、みみ・はな・のど領域のどんな症状にも対応します。
めまい・急性難聴の診断/治療、アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎の薬物および手術治療、補聴器適合判定、睡眠時無呼吸症候群(いびき)など、外来診療では行えない手術等の治療は入院で行います。
慢性副鼻腔炎手術は内視鏡を用いた鼻内手術を全例に行っています。扁桃摘出術後に全身麻酔が必要であった術後出血はありません。突発性難聴に対しては副腎皮質ステロイド+PGE1製剤の点滴加療を行っており、高圧酸素療法、副腎皮質ステロイド鼓室内注入、星状神経節ブロック等は施行しておりません。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 10 5.10 3.54 0.00 69.50  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 8 5.88 4.38 0.00 48.63  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 6 6.67 6.14 0.00 63.50  
【形成外科】
外傷や外科手術によって傷ついたヒトの皮膚は、“トカゲの尻尾”のように損傷部位が全く元通りになる「再生」によって治るのではなく、傷跡として知られる“瘢痕”を形成してしまう「修復」によって治ります。 形成外科では、この瘢痕をコントロールし、“消えない傷跡”をいかに“目立たない傷跡”にするかを目標とし、「限りなく目立たなくする」「形態を限界まで整える」「機能を極力回復させる」ために日々治療を行なっています。
平成27年度は、様々な疾患を治療しましたが、症例数順に並べるとトップ3までは上表のようになりました。
1つ目の「眼瞼下垂」は、開眼困難・視力障がいがみられ、前頭筋(おでこの筋肉)で眼瞼を持ち上げようとするとシワの原因にもなります。
また良性新生物(腫瘍)の疾患群の中で、当科で多い症例は、「デスモイド」と呼ばれる疾患です。この疾患は、比較的若年の女性に多く、腹壁や手足などに硬い腫瘤(しこり・こぶ)を形成します。完全切除できなければ根治も難しく、再発もしてしまう疾患です。
皮膚を専門とした外科として的確な治療を行ないます。


3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 25 17 46 25 56 28 1 6,7
大腸癌 21 34 66 38 64 45 1 7
乳癌 20 12 5 4 2 8 1 7
肺癌 16 7 18 65 200 33 1 6,7
肝癌 14 15 3 3 67 50 1 6,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 平成25年4月に「がん診療連携指定病院」として神奈川県から指定を受けております。 「がん診療連携指定病院」とは、どこに住んでいる人でも、日常の生活圏で質の高いがん医療を受けることができる体制を確保することを目的とした制度で、専門的な医師が配置されているなど、一定の要件を満たした地域のがん診療の中核となる病院が指定されます。
質の高いがん医療を地域の皆さまに提供するために、多職種が協力してがん患者さんの症状改善に取り組んでいます。


4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 5 6.00 60.60
重症度 1 4 18.00 68.00
重症度 2 0 0.00 0.00
重症度 3 0 0.00 0.00
重症度 4 0 0.00 0.00
重症度 5 0 0.00 0.00
不明 1 12.00 75.00
 成人の市中肺炎の重症度とは、20歳以上(入院時年齢)の肺炎で入院した患者さんの重症度を点数により分類したものです。
市中肺炎とは院内感染などによる肺炎とは違い、普段の社会生活を送っている中で発症した肺炎のことです。高齢者に多く発症し、日本の死因では肺炎が第3位に上がっています。重症化すると入院が長期化する可能性があります。


5.脳梗塞のICD10別患者数等
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 20 8.45 70.85 4.17
その他 4 7.50 6975 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 255 32.63 74.34 34.40
その他 27 15.44 70.63 2.13
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 14.00 87.00 0.00
その他 25 12.92 69.56 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 15.00 56.00 0.00
その他 2 11.00 49.00 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 2 7.50 61.00 0.00
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
 急性期病院である当院は発症から3日以内の患者さんが多数を占めます。脳卒中には様々な種類がありますが、どんなに軽くてもできるだけ早く病院に来て早く治療を始めることが、退院後の生活の質を高めるうえで重要です。
当院は、救急で患者さんを受け入れてから出来る限り早期にリハビリテーションを開始し、短い入院期間で効率よく退院できることを目指しています。また、スムーズに地域の回復期リハビリテーション病院(リハビリテーション専門の病棟がある病院)へ移ることが出来るように、医師のみならず看護師、リハビリテーションスタッフ、ケースワーカー、時には地域の訪問診療医、訪問看護師、ヘルパー、ケアマネージャーの助けを借りながらチーム一丸となって切れ目のない治療が出来るように努力しています。


6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 349 1.01 2.89 0.00 76.91  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 63 0.94 3.11 0.00 67.02  
K2422 斜視手術 後転法 12 1.00 1.00 0.00 19.50  
【眼科】 
近隣のクリニックより紹介のあった患者さんへの白内障手術は、地域の特性や人口動態からも増加傾向にあると言えます。日帰り・入院ともに行っています。生活習慣病の増加により、糖尿病性網膜症に対する手術の件数も増えています。小児の方にも対応しているので、斜視手術の需要もあります。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術 長径2センチメートル未満 339 1.09 2.48 0.29 67.41  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 58 3.74 9.62 1.72 76.79  
K654 消化管出血止血術 36 1.61 16.06 2.78 72.08  
【消化器内科】
近隣のクリニックから紹介された患者さんに対する内視鏡的ポリープ切除術が多くを占めます。便潜血反応陽性の精密検査や、近医では対応の難しい症例を多く受け入れています。早期大腸癌に対する粘膜切除術にも対応しております。肝癌(肝細胞癌)の患者さんが近年増加傾向にあります。カテーテルを用いて肝血管内に直接抗がん剤を注入する治療法となります。消化管止血術は、内視鏡で行われる手術です。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 226 2.29 1.84 0.88 71.26  
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 61 1.52 1.84 0.00 63.15  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 48 0.13 7.63 0.00 69.31  
【循環器内科】
「経皮的冠動脈ステント留置術」は、冠動脈の閉塞や再狭窄を防ぎ、拡張を補うために行なう手術です。 ステント(ステンレス製の網目状のもの)を棒状のバルーン(風船)にかぶせ、ガイドワイヤー(ワイヤー)で狭窄部位に運びます。狭窄部位にたどり着いたところでバルーンを膨らませ、ステントを血管壁に押し付け固定します。(バルーンは萎ませて抜き取る)
「経皮的カテーテル心筋焼灼術」は、不整脈(心臓のリズムの乱れ)を引き起こす心臓内の異常な箇所を、先端に電極のついたカテーテルで電気刺激し、原因となっている細胞を壊死させる手術です。しかし、血流により電極が冷却され十分に熱が加えられない事や熱が届かない場合には根治できない場合もあります。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(腹腔鏡下) 104 1.12 4.33 0.00 44.18  
K877 子宮全摘術 63 1.11 6.68 0.00 48.57  
K877-2 腹腔鏡下子宮全摘術 63 1.17 4.48 0.00 48.14  
【産婦人科】
産婦人科関連学会のガイドラインに沿った診療に心がけています。入院後の治療に際してはクリティカルパスを活用し、医療の標準化と効率化により患者さんの安全と入院期間の短縮に努めています。
子宮や卵巣の良性疾患に対しては、可能な限り、腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術などを積極的に用いた内視鏡手術あるいは内視鏡補助下に手術侵襲の少ない手術を目指しています。悪性疾患に対しても、子宮体がんについては腹腔鏡下手術も適用しています。
また、子宮付属器悪性腫瘍については 外科、泌尿器科、麻酔科など近接領域の診療科の協力のもと、転移病巣に対する積極的な手術も行っています。夜間や休日の緊急時にも必要に応じて内視鏡下手術に対応できるよう努めています。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 96 2.44 24.38 16.67 63.38  
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 73 0.90 10.77 8.22 76.37  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 66 5.85 32.88 18.18 56.98  
【脳神経外科】
脳動脈瘤(破裂および未破裂)に対する脳動脈瘤頸部クリッピング術や外傷性の硬膜下血腫に対する手術が多く行われています。
また、頭蓋底の腫瘍(髄膜腫、神経鞘腫、聴神経腫瘍など)においても経験豊富な医師により腫瘍摘出術の手術が行われています。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 94 1.22 3.01 0.00 64.34  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 71 2.90 3.93 0.00 59.01  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 43 4.70 10.63 0.00 73.26  
【外科】
鼠径ヘルニア手術や大腸癌、胆のう結石に対する腹腔鏡手術が上位を占めています。腹腔鏡手術は、手術侵襲が少ないため、体への負担が少なく術後合併症などの短期成績にも優れています。 当院では、十分な経験を積んだ医師が腹腔鏡手術に携わり、大腸癌に対して積極的に行っています。
また、虫垂炎、乳腺まで幅広い疾患に対応し、患者さんにとって最適な手術を行えるように他職種を含むチームで取り組んでいます。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 70 1.07 4.57 1.43 72.24  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 44 1.20 2.52 2.27 66.16  
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術 ホルミウムレーザーを用いるもの 36 1.50 5.36 0.00 72.03  
【泌尿器科】
上記のように経尿道的手術が多くを占めますが、同様の手術では経尿道的な尿路結石手術も多く行われています。 また近年増え続けている泌尿器尿路悪性疾患である腎癌、上部尿路上皮癌、前立腺癌、などに対してはいずれも10-30件程度で腹腔鏡手術および開腹手術いずれにも対応しています。
このほか小児泌尿器救急疾患や一部の小児泌尿器手術にも対応し、近隣との密接な連絡のもと適切な医療の実践に尽力してまいる所存です。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 65 1.69 29.51 3.08 73.18  
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 65 2.29 17.66 9.23 65.00  
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 60 3.58 13.00 5.00 56.90  
【整形外科】
救急外傷の骨折の他に変形性股関節症や膝関節症によって障がいのおこった関節を人工関節に置き換える手術や脊柱管狭窄症に対する手術が上位を占めています。手術後は、リハビリテーション科と連携をとり、理学療法士、作業療法士がチームで患者さんの症状に合わせ対応していきます。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 20 4.45 3.95 0.00 41.40  
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 13 3.08 8.00 0.00 72.46  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 10 2.00 4.00 0.00 68.80  
【呼吸器外科】
当科では胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を多くの胸部手術に導入し、侵襲の少ない手術(身体に優しい手術)を心がけています。
比較的早期の肺がんに対しては積極的に胸腔鏡下手術を行っています。手術の傷が小さく、術後の痛みも軽いのが特徴です。手術による体へのダメージが少ないため、回復も早く入院期間も従来の開胸手術(大きく切開する手術)と比べ短くなりました。
胸腔鏡下肺葉切除術における術後平均入院期間は1週間程度です。また進行肺がんに対しては、開胸手術を主に行っております。
また、がんが周辺の臓器や胸壁などに直接浸潤していても,切除可能と判断された場合には積極的に手術を行っております。

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612 ステントグラフト内挿術 腹部大動脈 18 5.78 9.22 5.56 72.39  
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 14 1.00 1.43 0.00 67.43  
K5551 弁置換術 1弁のもの 12 6.17 21.50 0.00 65.92  
【心臓血管外科】
「ステントグラフト内挿術」は、動脈瘤の破裂を防ぎ、縮小もしくは拡大を防止するために行う手術です。
ステント(金属製のばね)がついた新型の人工血管を、圧縮した状態で瘤までカテーテルで運び、動脈瘤をカバーするように留置します。留置されると、ステントの拡張力と血圧により人工血管が血管壁に押し付けられ固定されます。これにより動脈瘤内への血液の流入が遮断されます。手術による切開部位はわずかで済むため、体にかかる負担を大幅に軽減することができます。
「下肢静脈瘤血管内焼灼術」は、血管内の壁を焼き、閉塞させる手術です。
当院では、先端に電極のついたカテーテルを静脈内に挿入して焼く方法を採用しております。この方法では皮膚切開を行わず、針の刺入のみで手術が済むので、見た目も手術創が残らず、入院期間も短く日常生活への復帰も早いです。
「弁置換術」は、悪くなった弁を取り除き、生体弁もしくは機械弁に取り換える手術です。 特に近年は、高齢化に伴う大動脈弁の石灰化による大動脈弁狭窄症が増加してきております。人工弁には、機械弁と生体弁の二種類があり、どちらも一長一短ありますが、個々の患者さんの状態、ニーズに合わせて、どちらが適当であるかご提案させていただいております。
また、弁膜症の中でも僧帽弁閉鎖不全症に対しては、当科では、より術後合併症が少なく優れた術式である、自己弁を温存する「弁形成術」を第一選択とし、良好な治療成績を上げております。
術後は心臓が正常な血液の流れに適応できるまでに時間を要するため、合併症など来さないよう、術後フォローもしっかり行なっていきます。

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 17 1.00 6.35 0.00 24.59  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 1.91 3.82 0.00 54.64  
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -  
【耳鼻咽喉科】
おもに急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、顔面神経麻痺、突発性難聴、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、加齢性難聴、耳鳴症、鼻出血症、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔乳頭腫、鼻中隔彎曲症、アデノイド増殖症、扁桃肥大、睡眠時無呼吸症候群、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、声帯ポリープ、声帯腫瘍、急性唾液腺炎、唾石症、唾液腺腫瘍、外耳・鼻腔・咽頭・喉頭異物、嗅覚・味覚障害の治療として、外来では行えない手術治療を入院で行っています。

腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 14 20.64 18.79 0.00 63.79  
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -  
K386 気管切開術 - - - - -  
【腎臓内科】
当院では2014年10月に透析設備を拡充しました。これに伴い、血液浄化件数が増加傾向にあります。
内シャント設置術は血液透析をするために行う手術で、動脈と静脈をつなぎ合わせ、静脈に多くの血液が流れるようにする手術です。
当科は血液透析のほかに腹膜透析も行っていますが、患者さんが透析療法に至るまでの期間をなるべく遅らせるために、管理栄養士・薬剤師・看護師など他職種と協同し、患者さん一人ひとりに適した腎不全の治療・管理、指導のための教育入院を行っています。


7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 4 0.03
180010 敗血症 同一 25 0.22
異なる 26 0.23
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.01
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 17 0.15
異なる 5 0.04
 入院の契機となった傷病と「同一」、「異なる」とは、「もともと上記の傷病名で入院した」か、「入院後に上記の傷病を発症、あるいは重篤化し、医療資源を多く必要とした」かの区別です。
当院の救急科では、敗血症に合併する播種性血管内凝固症の予後を予測するための多施設共同研究に参加しています。急性期医療を行う当院には、上に挙げられている傷病が重篤化し、紹介入院となる患者さんも多くいらっしゃいます。
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病院情報の公表

平成27年度 横浜医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
1.年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1271 254 218 487 914 965 1960 3251 1959 261
 当院は横浜市の小児科拠点病院および神奈川県の地域周産期母子医療センターとして、24時間365日の新生児を含む入院を受け入れていることもあり、0~9歳までの患者層が厚くなっています。
また、救命救急センターを有していることから、幅広い年齢層の急性期患者さんを受け入れています。 日本の人口動態を反映し、今後さらに70歳台の患者層が厚くなることが予想されます。
地域の医療機関と連携しながら、横浜市南西部の地域中核病院として今後も急性期医療を担うべく、柔軟に対応できる医療機関を目指します。


2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 380 3.12 3.07 0.26 70.61  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 240 3.68 4.87 0.42 71.19  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 98 4.44 5.68 0.00 63.69  
【循環器内科】
循環器内科は、「365日24時間、あらゆる循環器疾患を断らない」を目標に掲げ、夜間休日を問わず急患の受け入れを行ない、診療にあたっています。
平成27年度は「狭心症、慢性虚血性心疾患」と呼ばれる疾患群が当科の半数以上を占めました。
この疾患群には、「運動時」や「安静時」(夜間や早朝)などに感じる胸の締めつけ・圧迫感が症状として表れる疾患、前兆もなく初期の自覚症状もないまま進行する疾患が含まれています。
カテーテル治療の際には血管造影に加え、血管内超音波(IVUS)、光干渉断層法(OCT)などを行っています。しかし最先端医療のみでは日々一刻容体の変化する循環器疾患への対応は難しいものです。
当院では、循環器内科医全員参加のカンファレンスを毎日2回行い、多くの意見を出し合うことで、患者さん一人りひとりに合わせたよりよい治療を検討し、提案させていただいています。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx03xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的消化管止血術等 副傷病なし 272 2.44 2.76 0.00 65.64  
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 99 3.91 2.93 0.00 76.47  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 70 8.93 7.91 1.43 67.63  
【消化器内科】
大腸に出来る「ポリープ」に対する検査や治療が数多くあります。近隣のクリニックからの紹介で、ポリープの正体が何かを確認するために、内視鏡でポリープを切除する方法です。 検査の結果、悪性腫瘍だった場合には進行度によって治療方法を選択することになりますが、内視鏡治療で完治、追加外科手術が必要な場合があります。
また大腸憩室出血の方も数多く診療しており、必要に応じて止血術を行っています。
当科では肝疾患、胆膵疾患、消化管疾患と幅広く診療しています。当ホームページの「診療案内」の各科紹介も参照をお願いします。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 242 7.10 5.72 0.83 2.04  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 230 7.52 6.31 0.43 3.30  
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 69 5.04 6.17 8.70 0.00  
【小児科】
横浜市の小児救急拠点病院および神奈川県の地域周産期母子医療センターとして、24時間365日の新生児を含む入院受入れを目指しています。
午前中の一般外来に加え、午後にはアレルギー、感染・免疫、神経、腎臓、内分泌、循環器、NICUフォローアップなどの専門外来を設け、休日・夜間は一次救急医療機関である戸塚区休日急患診療所、横浜市南西部夜間急病センターとの連携を取りつつ、スムーズに入院受入ができるようにしています。
当科は外傷など外科系疾患以外の小児の諸疾患に対応していますが、高度な医療を必要とするお子さんについては、横浜市大病院、神奈川県立こども医療センターなどの三次中核病院と連携を取りながら診療しています。また、大学病院などが主治医になっている周辺地域の障がいを持ったお子さんの肺炎・喘息などの入院依頼も積極的に受け入れています。
また当院は学校検尿による横浜市学校腎臓病三次検診および横浜市学校心臓病検診の二次精密検査の指定施設であり、小児科学会の専門医研修施設に加え、アレルギー学会の専門医研修施設、周産期新生児医学会の専門医研修施設にもなっています。


糖尿病内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 213 11.03 15.35 0.00 62.68  
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 43 3.81 6.01 0.00 34.79  
100060xxxxxxxx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 15 11.20 14.30 0.00 51.80  
【糖尿病内分泌内科】
当院では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、検査技師、理学療法士からなる「糖尿病チームケアユニット」を2002年に設立し、チーム医療で糖尿病の診療を行っています。チーム医療のツールであるクリティカルパスを用い、「糖尿病教育入院」を実施しています。2002年から糖尿病患者さんのために「週末短期教育入院プログラム」を開始、2004年から他の医療機関との連携診療の充実のため「糖尿病地域連携パス」を考案し現在に至るまで実行してます。
内分泌疾患については甲状腺、下垂体、副腎疾患を中心に診療しています。当院脳外科のみならず他院脳外科で手術された間脳下垂体疾患の患者さんの補充療法も行っています。

神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 100 19.76 18.08 26.00 73.28  
010060x099020x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 61 23.39 19.78 36.07 76.31  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 8.57 7.03 0.00 65.57  
【神経内科】
当院神経内科は現在、常勤医5名体制で病棟及び外来診療を行っています。周辺に神経内科専門の常勤医がいる病院が少ないため、近くの開業医や一般病院の先生方との連携を重視し、神経内科に初めてかかる場合は紹介状をお持ちの方に限らせていただいています。しかし緊急性の高い疾患が疑われる場合はこの限りではありません。
当科入院患者さんの半分以上は脳卒中です。脳梗塞は脳卒中の大部分を占め、どんなに軽くてもできるだけ早く病院に来て早く治療を始めなければなりません。
t-PAという血栓(血の塊)を溶かす薬剤を、発症から4.5時間以内に投与する血栓溶解療法は頭蓋内出血を起こす危険がありますが、適応を見極めて使えば症状を改善させることができます。またたとえt-PAを使うことができなくても脳卒中の患者さんはなるべく早く病院に来た方が良いことは論を待ちません。
急性期の治療を終えた後にも障がいが残っている患者さんには、当院と連携している回復期リハビリテーション病院(リハビリテーション専門の病棟がある病院)へなるべく早く移ってリハビリ治療を継続していただけるように、脳卒中地域連携パスを推進しています。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 100 3.30 3.15 0.00 60.99  
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2なし 副傷病なし 78 17.42 16.15 1.28 63.19  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 48 23.15 19.32 50.00 70.10  
【脳神経外科】
脳腫瘍や脳動脈瘤(破裂および未破裂)を中心とする脳血管障害に対する治療が大部分を占めています。脳神経は難しい手術も多い分野ですが、安全で確実に手術を行うための装置(多機能搭載手術顕微鏡など)を有効に用いています。                   
〇設備の詳細はこちら→http://www.yokohama-mc.jp/outpatient_guidance/noushinkei_geka.html

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 80 6.24 6.50 0.00 46.11  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 65 8.57 10.18 0.00 46.51  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 48 6.69 6.34 0.00 45.92  
【産婦人科】
入院後の治療に際してはクリティカルパスを活用し、医療の標準化と効率化により患者さんの安全と入院期間の短縮に努めています。子宮や卵巣の良性疾患に対しては、子宮鏡下手術や腹腔鏡下手術を積極的に行い、従来は開腹手術であった疾患もご希望があればできるだけ内視鏡手術で行っています。
悪性疾患に対しても、腹腔鏡などの応用により、内視鏡補助下に手術侵襲の少ない手術を目指しています。夜間や休日の緊急時にもできるだけ対応できるよう努めています。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 70 6.59 7.59 1.43 72.27  
110200xx04xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 36 7.86 7.90 0.00 72.03  
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 副傷病なし 35 3.31 5.49 0.00 66.80  
【泌尿器科】
泌尿器科は、主に尿路(腎臓、尿管、膀胱)と男性生殖器の病気を扱っています。具体的な病名としては、前立腺肥大症・尿路結石などの良性疾患、腎癌・尿管癌・膀胱癌・前立腺癌・精巣癌・陰茎癌などの悪性腫瘍、膀胱炎・尿道炎などの感染症、過活動膀胱、尿失禁、男性更年期障害や勃起不全(ED)も扱います。
検査は、可能なものは外来検査とし入院期間の短縮を心がけております。手術に関しても身体に低侵襲の腹腔鏡下手術を行っています。
また、お薬の投与のみで状態の安定している患者さん、足が不自由で当院に通院が困難な患者さんは、近隣の開業医(地域連携病院)への紹介も積極的に行っています。

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 69 3.01 3.29 0.00 70.78  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 55 17.02 14.34 7.27 74.35  
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 54 12.61 13.38 1.85 74.22  
【呼吸器内科】
呼吸器内科では、肺癌などの悪性疾患、難治性肺疾患・喘息COPD等の疾患を中心に診療を行っています。 診療では、肺がんや喘息をはじめ、肺炎など広く一般的な呼吸器疾患に対応し、化学療法や放射線治療、在宅酸素療法などを積極的に取り入れ、総合的な呼吸器診療を行っています。
また、手術が必要となる患者さんでは呼吸器外科との連携によるスムースな対応を心がけています。

救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 56 2.63 3.58 5.36 37.75  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 35 2.97 7.52 2.86 55.37  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 27 7.26 21.69 18.52 82.22  
【救急科】
当院は10床のICU、20床の救急病棟からなる救命救急センターを擁しています。
救急科は、救急隊から応需要請のあった救急搬送症例はすべて応需し、重症病態はもとより、全ての救急疾患に対しての受け入れ窓口となっております。また地域の病院やクリニックから、症状や病態がひとつの専門科に絞り切れない症例や治療に難渋している症例、あるいはより細かな全身診察や入院治療の必要性に関して当院に依頼したい症例などに関しても広く受け入れを行っています。
救急外来において全身診察と全身評価の後、重症急性傷病や病態であった場合、また複雑な病状の場合は救急科が主科となり引き続き救命救急センターで入院治療にあたります。その際には病態や必要性に応じてそれぞれの専門各科と連携して治療にあたることもあります。 救命救急センター入院中の全患者に対するカンファレンスを毎日行い、患者それぞれの治療方針のみならず、退院後の方向性などに関してもスタッフ全員が情報を共有するようにしています。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 55 8.80 8.97 0.00 73.71  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 25 11.56 11.97 12.00 61.32  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 23 2.00 4.38 0.00 60.87  
【皮膚科】
平成27年度、皮膚科にて最も入院数が多かった疾患はウイルス感染症である帯状疱疹でした。また2番目に多い疾患は「急性膿皮症」の診断群に分類される、丹毒や蜂窩織炎などの細菌性皮膚感染症でありました。これらの疾患は日常よく遭遇するもので、すべての方に入院治療が必要となるわけではありませんが、いずれも初期に充分な治療を行うことが予後を左右する上で大変重要となります。
当科ではこれらの疾患で重症化や合併症のリスクが高いケースに対し入院にて加療し、病勢の拡大を防ぐよう管理いたします。
その他に、皮膚腫瘍、湿疹皮膚炎、紅斑症、中毒疹・薬疹、水疱症、炎症性角化症など広く一般的な皮膚疾患に対応し、総合的な皮膚科診療を行っております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 53 29.91 28.70 33.96 80.26  
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 44 23.73 23.32 4.55 73.07  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 39 29.77 27.21 2.56 74.59  
【整形外科】
入院患者は救急外傷などが半分を占め、脊椎損傷などの脊椎疾患、大腿骨や膝関節の人工関節手術を多く行っています。手術は適応を十分考えて決定しますが、神経ブロックなどの保存療法にも力を入れております。
また、入院時から退院後の生活を視野に入れた退院支援にも積極的に取り組んでいます。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 46 16.57 17.41 0.00 72.33  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 44 5.48 6.96 0.00 58.89  
060150xx03xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 副傷病なし 44 5.98 5.56 0.00 30.02  
【外科】
当院外科は大腸癌、胃癌などの癌の診断治療や虫垂炎などの急性腹症の手術治療、胆嚢結石症やヘルニアなどの一般疾患まで、横浜市南西部地域の中核病院として最良の結果が得られるようにスタッフ一同で治療に当たっています。
大腸癌や胆嚢結石症については腹腔鏡手術を積極的に導入し、術後合併症の低下など短期成績の向上に努めており、在院日数も全国平均より短くなっております。術後の管理方法の定型化のため院内クリニカルパスのみならず地域連携クリティカルパス(大腸癌、胃癌、乳癌)も使用しております。
疾患ごとの手術数については別途詳細を病院ホームページの外科のページに記載しております。癌ごとの情報や当院の癌の取り組みについても外科のホームページにまとめております。

腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 44 16.34 13.64 2.27 69.75  
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 15 14.93 23.89 0.00 71.27  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 12 9.42 14.34 8.33 67.50  
【腎臓内科】
腎臓内科では高血圧および健診で指摘される蛋白尿・血尿、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症など腎疾患全般に対する精査・治療を行います。
透析療法を行わない慢性腎不全の時期を保存期腎不全と言います。透析療法に至るまでをできるだけ遅らせるためには、この保存期腎不全の治療・管理が非常に重要となってきます。そのため教育入院という形で、管理栄養士、薬剤師、看護師と共に患者さん一人ひとりに適した指導を行っています。それでも病状が進行してしまい、透析療法が必要と判断した場合は、導入のため周囲の施設へ責任を持ってご紹介いたします。
上記のような腎疾患のほかには、潰瘍性大腸炎、ある種の神経筋疾患、類天疱瘡など特殊な免疫疾患に対しそれぞれの診療科と協力しながら免疫吸着、血漿交換などの血液浄化法を行っています。

膠原病・リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 42 13.83 18.15 0.00 53.17  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 18 16.39 14.34 16.67 69.83  
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 13 9.15 20.63 0.00 75.54  
【膠原病・リウマチ内科】
DPCコード病名(疾患群病名)ではひとつにまとまってしまい詳細が伝わらないため、説明を加えさせていただきます。膠原病・リウマチ内科で入院診療が必要な病態は大きく3つに別れます。初発時、再燃時、合併症の治療です。
1. 初発時:初発時には診断の確定、病気の広がり、併存疾患の評価、治療の導入、病気や日常生活上の注意点に関する教育などが主な入院目的となります。
リウマチ性疾患の診断は難しく、診断の過程で様々な疾患を除外していく必要があります。入院し、外来ではできない検査をすることによって、より確実な診断をつけることが可能となります。
また、リウマチ性疾患が起こる臓器はひとつとは限らないので、全身的な評価を行うことが重要となります。病気が起こっている臓器やその重症度を評価することによって、治療内容(どの程度の強さの治療をどの程度の期間行うか)を決定します。治療を決定するためには様々な情報が必要となりますが、入院することによって様々な検査を集中的に行い、治療開始までの期間を短縮することができます。
治療導入において最初は強い免疫抑制療法を行うことが多いため、入院で注意深く副作用などのチェックをしていくことが必要です。
また、リウマチ性疾患の治療は長期に及ぶため、治療薬の副作用や生活の指導も良い状態を維持するためには重要な課題となります。外来ではなかなか十分な時間がとれないため、入院の際にこれらの教育・指導を行っていきます。
初発時に入院する主な疾患としては「全身性エリテマトーデス」、「成人スティル病」、「血管炎症候群」、「皮膚筋炎・多発性筋炎」、「リウマチ性多発筋痛症」などがあげられますが、他の疾患、例えば「関節リウマチ」であっても初発時には入院で治療を行うことがあります。
2. 再燃時:リウマチ性疾患の治療は外来が中心となりますが、再燃時には入院が必要なことがあります。特に肺や心臓、腎臓、中枢神経などの重要臓器に障がいが出た場合には入院していただき、治療を再設定していきます。入院を要する主な疾患としては「全身性エリテマトーデス」、「間質性肺炎を合併している皮膚筋炎・多発性筋炎」、「間質性肺炎を合併している血管炎症候群」、「中枢神経ループス」などがあげられます。
3. 合併症の治療:リウマチ性疾患に使用する薬剤は様々な合併症を引き起こします。代表的な使用薬剤である副腎皮質ステロイドやシクロフォスファミドなどの免疫抑制剤、生物学的製剤は感染症のリスクを上昇させます。外来で治療することがほとんどですが、重症の感染症を合併した場合には入院での治療が中心となります。入院を要する主な感染症としては「細菌性肺炎」「ニューモシスチス肺炎」「敗血症」などがあげられます。また、薬剤によっては肺や腎・肝臓に副作用が起こることがあります。例えば「薬剤性間質性肺炎」などの場合には入院し、適切な治療を行う必要があります。
4. その他:免疫抑制剤による標準的な治療に関してはクリニカルパスを使用し可能な限り入院期間を短縮、いつでも質の高いケアが提供できるように心がけています。


呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 36 10.08 13.03 0.00 71.78  
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 7.80 9.68 0.00 37.05   
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり  
 【呼吸器外科】
呼吸器外科の主な治療対象疾患は、肺悪性疾患(肺がん、転移性肺腫瘍)、肺良性腫瘍、自然気胸、肺気腫、炎症性肺疾患、縦隔腫瘍(胸腺腫瘍、神経原性腫瘍など)、重症筋無力症の手術療法(胸腺全摘術)、膿胸、胸壁腫瘍、胸膜疾患(胸膜中皮腫など)、横隔膜疾患などです。
肺・気管支・縦隔(左右の肺の間、心臓と大血管は除きます)・胸壁・横隔膜に生じた疾患の手術治療を主に担当します。
当科では気胸や肺癌手術などをはじめ多くの胸部手術に胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を使用し、侵襲の少ない手術(身体に優しい手術)を心がけております。
ハイビジョンモニターシステムにより,より鮮明な画像で一層安全な手術が行えるようになりました。また、呼吸器内科と共に呼吸器センターを設立し、呼吸器疾患においてより綿密な連携が取れるようになっています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 29 5.28 8.62 0.00 63.72  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 22 5.14 11.08 0.00 60.05  
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 20 3.00 3.38 0.00 21.05  
【眼科】
近隣のクリニックなどから紹介を多くいただいております。白内障は日帰り手術、入院手術の両方に対応しています。
糖尿病性網膜症は、年々患者数が増加している疾患の一つです。一人ひとりの状態を把握し、適切な手術を行っています。斜視を含む小児の眼疾患も対応しており、症例数に反映してきています。紹介による診療が多いですが、緊急手術に対応できる体制をとっています。


心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 29 5.62 4.97 0.00 74.21  
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 副傷病なし 20 15.15 16.65 10.00 71.80  
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 16 25.44 25.69 0.00 66.50  
【心臓血管外科】
平成27年度は、「非破裂性大動脈瘤」と呼ばれる疾患が当科の患者さんの約1/4を占めました。
動脈瘤は、高血圧や喫煙と関係が深く、検査や人間ドックで指摘されないと無症状のまま増大し、突然の腹痛、腰痛、胸背部痛などの症状、次いで意識消失などのショック症状を発症する疾患です。これが破裂してしまうと、救命率は極めて低くなるため破裂予防のための治療が重要となります。
近年、ステントグラフト内挿術の普及により、大動脈瘤手術治療がより低侵襲に行われるようになりました。これにより手術による患者さんの体の負担が劇的に軽減されております。その結果、以前は手術に耐えられないようなご高齢、全身状態不良な方も手術治療が可能となってきました。
当科でも大動脈瘤のステント治療を積極的に取り入れております。なお、大動脈瘤の形状、発症部位によっては必ずしもステント治療が適当ではないケースもございます。大動脈瘤がご心配な方はお気軽に当科外来までご相談ください。


耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 16 6.13 7.76 0.00 50.25  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 16 8.00 8.20 0.00 23.88  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 12 9.00 9.60 0.00 68.25  
【耳鼻咽喉科】
当院の耳鼻咽喉科はめまい、聴覚、鼻アレルギー、副鼻腔炎を専門分野とする医師により、みみ・はな・のど領域のどんな症状にも対応します。
めまい・急性難聴の診断/治療、アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎の薬物および手術治療、補聴器適合判定、睡眠時無呼吸症候群(いびき)など、外来診療では行えない手術等の治療は入院で行います。
慢性副鼻腔炎手術は内視鏡を用いた鼻内手術を全例に行っています。扁桃摘出術後に全身麻酔が必要であった術後出血はありません。突発性難聴に対しては副腎皮質ステロイド+PGE1製剤の点滴加療を行っており、高圧酸素療法、副腎皮質ステロイド鼓室内注入、星状神経節ブロック等は施行しておりません。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 10 5.10 3.54 0.00 69.50  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 8 5.88 4.38 0.00 48.63  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 6 6.67 6.14 0.00 63.50  
【形成外科】
外傷や外科手術によって傷ついたヒトの皮膚は、“トカゲの尻尾”のように損傷部位が全く元通りになる「再生」によって治るのではなく、傷跡として知られる“瘢痕”を形成してしまう「修復」によって治ります。 形成外科では、この瘢痕をコントロールし、“消えない傷跡”をいかに“目立たない傷跡”にするかを目標とし、「限りなく目立たなくする」「形態を限界まで整える」「機能を極力回復させる」ために日々治療を行なっています。
平成27年度は、様々な疾患を治療しましたが、症例数順に並べるとトップ3までは上表のようになりました。
1つ目の「眼瞼下垂」は、開眼困難・視力障がいがみられ、前頭筋(おでこの筋肉)で眼瞼を持ち上げようとするとシワの原因にもなります。
また良性新生物(腫瘍)の疾患群の中で、当科で多い症例は、「デスモイド」と呼ばれる疾患です。この疾患は、比較的若年の女性に多く、腹壁や手足などに硬い腫瘤(しこり・こぶ)を形成します。完全切除できなければ根治も難しく、再発もしてしまう疾患です。
皮膚を専門とした外科として的確な治療を行ないます。


3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 25 17 46 25 56 28 1 6,7
大腸癌 21 34 66 38 64 45 1 7
乳癌 20 12 5 4 2 8 1 7
肺癌 16 7 18 65 200 33 1 6,7
肝癌 14 15 3 3 67 50 1 6,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 平成25年4月に「がん診療連携指定病院」として神奈川県から指定を受けております。 「がん診療連携指定病院」とは、どこに住んでいる人でも、日常の生活圏で質の高いがん医療を受けることができる体制を確保することを目的とした制度で、専門的な医師が配置されているなど、一定の要件を満たした地域のがん診療の中核となる病院が指定されます。
質の高いがん医療を地域の皆さまに提供するために、多職種が協力してがん患者さんの症状改善に取り組んでいます。


4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 5 6.00 60.60
重症度 1 4 18.00 68.00
重症度 2 0 0.00 0.00
重症度 3 0 0.00 0.00
重症度 4 0 0.00 0.00
重症度 5 0 0.00 0.00
不明 1 12.00 75.00
 成人の市中肺炎の重症度とは、20歳以上(入院時年齢)の肺炎で入院した患者さんの重症度を点数により分類したものです。
市中肺炎とは院内感染などによる肺炎とは違い、普段の社会生活を送っている中で発症した肺炎のことです。高齢者に多く発症し、日本の死因では肺炎が第3位に上がっています。重症化すると入院が長期化する可能性があります。


5.脳梗塞のICD10別患者数等
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 20 8.45 70.85 4.17
その他 4 7.50 6975 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 255 32.63 74.34 34.40
その他 27 15.44 70.63 2.13
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 14.00 87.00 0.00
その他 25 12.92 69.56 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 15.00 56.00 0.00
その他 2 11.00 49.00 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 2 7.50 61.00 0.00
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
 急性期病院である当院は発症から3日以内の患者さんが多数を占めます。脳卒中には様々な種類がありますが、どんなに軽くてもできるだけ早く病院に来て早く治療を始めることが、退院後の生活の質を高めるうえで重要です。
当院は、救急で患者さんを受け入れてから出来る限り早期にリハビリテーションを開始し、短い入院期間で効率よく退院できることを目指しています。また、スムーズに地域の回復期リハビリテーション病院(リハビリテーション専門の病棟がある病院)へ移ることが出来るように、医師のみならず看護師、リハビリテーションスタッフ、ケースワーカー、時には地域の訪問診療医、訪問看護師、ヘルパー、ケアマネージャーの助けを借りながらチーム一丸となって切れ目のない治療が出来るように努力しています。


6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 349 1.01 2.89 0.00 76.91  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 63 0.94 3.11 0.00 67.02  
K2422 斜視手術 後転法 12 1.00 1.00 0.00 19.50  
【眼科】 
近隣のクリニックより紹介のあった患者さんへの白内障手術は、地域の特性や人口動態からも増加傾向にあると言えます。日帰り・入院ともに行っています。生活習慣病の増加により、糖尿病性網膜症に対する手術の件数も増えています。小児の方にも対応しているので、斜視手術の需要もあります。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術 長径2センチメートル未満 339 1.09 2.48 0.29 67.41  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 58 3.74 9.62 1.72 76.79  
K654 消化管出血止血術 36 1.61 16.06 2.78 72.08  
【消化器内科】
近隣のクリニックから紹介された患者さんに対する内視鏡的ポリープ切除術が多くを占めます。便潜血反応陽性の精密検査や、近医では対応の難しい症例を多く受け入れています。早期大腸癌に対する粘膜切除術にも対応しております。肝癌(肝細胞癌)の患者さんが近年増加傾向にあります。カテーテルを用いて肝血管内に直接抗がん剤を注入する治療法となります。消化管止血術は、内視鏡で行われる手術です。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 226 2.29 1.84 0.88 71.26  
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 61 1.52 1.84 0.00 63.15  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 48 0.13 7.63 0.00 69.31  
【循環器内科】
「経皮的冠動脈ステント留置術」は、冠動脈の閉塞や再狭窄を防ぎ、拡張を補うために行なう手術です。 ステント(ステンレス製の網目状のもの)を棒状のバルーン(風船)にかぶせ、ガイドワイヤー(ワイヤー)で狭窄部位に運びます。狭窄部位にたどり着いたところでバルーンを膨らませ、ステントを血管壁に押し付け固定します。(バルーンは萎ませて抜き取る)
「経皮的カテーテル心筋焼灼術」は、不整脈(心臓のリズムの乱れ)を引き起こす心臓内の異常な箇所を、先端に電極のついたカテーテルで電気刺激し、原因となっている細胞を壊死させる手術です。しかし、血流により電極が冷却され十分に熱が加えられない事や熱が届かない場合には根治できない場合もあります。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(腹腔鏡下) 104 1.12 4.33 0.00 44.18  
K877 子宮全摘術 63 1.11 6.68 0.00 48.57  
K877-2 腹腔鏡下子宮全摘術 63 1.17 4.48 0.00 48.14  
【産婦人科】
産婦人科関連学会のガイドラインに沿った診療に心がけています。入院後の治療に際してはクリティカルパスを活用し、医療の標準化と効率化により患者さんの安全と入院期間の短縮に努めています。
子宮や卵巣の良性疾患に対しては、可能な限り、腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術などを積極的に用いた内視鏡手術あるいは内視鏡補助下に手術侵襲の少ない手術を目指しています。悪性疾患に対しても、子宮体がんについては腹腔鏡下手術も適用しています。
また、子宮付属器悪性腫瘍については 外科、泌尿器科、麻酔科など近接領域の診療科の協力のもと、転移病巣に対する積極的な手術も行っています。夜間や休日の緊急時にも必要に応じて内視鏡下手術に対応できるよう努めています。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 96 2.44 24.38 16.67 63.38  
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 73 0.90 10.77 8.22 76.37  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 66 5.85 32.88 18.18 56.98  
【脳神経外科】
脳動脈瘤(破裂および未破裂)に対する脳動脈瘤頸部クリッピング術や外傷性の硬膜下血腫に対する手術が多く行われています。
また、頭蓋底の腫瘍(髄膜腫、神経鞘腫、聴神経腫瘍など)においても経験豊富な医師により腫瘍摘出術の手術が行われています。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 94 1.22 3.01 0.00 64.34  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 71 2.90 3.93 0.00 59.01  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 43 4.70 10.63 0.00 73.26  
【外科】
鼠径ヘルニア手術や大腸癌、胆のう結石に対する腹腔鏡手術が上位を占めています。腹腔鏡手術は、手術侵襲が少ないため、体への負担が少なく術後合併症などの短期成績にも優れています。 当院では、十分な経験を積んだ医師が腹腔鏡手術に携わり、大腸癌に対して積極的に行っています。
また、虫垂炎、乳腺まで幅広い疾患に対応し、患者さんにとって最適な手術を行えるように他職種を含むチームで取り組んでいます。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 70 1.07 4.57 1.43 72.24  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 44 1.20 2.52 2.27 66.16  
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術 ホルミウムレーザーを用いるもの 36 1.50 5.36 0.00 72.03  
【泌尿器科】
上記のように経尿道的手術が多くを占めますが、同様の手術では経尿道的な尿路結石手術も多く行われています。 また近年増え続けている泌尿器尿路悪性疾患である腎癌、上部尿路上皮癌、前立腺癌、などに対してはいずれも10-30件程度で腹腔鏡手術および開腹手術いずれにも対応しています。
このほか小児泌尿器救急疾患や一部の小児泌尿器手術にも対応し、近隣との密接な連絡のもと適切な医療の実践に尽力してまいる所存です。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 65 1.69 29.51 3.08 73.18  
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 65 2.29 17.66 9.23 65.00  
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 60 3.58 13.00 5.00 56.90  
【整形外科】
救急外傷の骨折の他に変形性股関節症や膝関節症によって障がいのおこった関節を人工関節に置き換える手術や脊柱管狭窄症に対する手術が上位を占めています。手術後は、リハビリテーション科と連携をとり、理学療法士、作業療法士がチームで患者さんの症状に合わせ対応していきます。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 20 4.45 3.95 0.00 41.40  
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 13 3.08 8.00 0.00 72.46  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 10 2.00 4.00 0.00 68.80  
【呼吸器外科】
当科では胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を多くの胸部手術に導入し、侵襲の少ない手術(身体に優しい手術)を心がけています。
比較的早期の肺がんに対しては積極的に胸腔鏡下手術を行っています。手術の傷が小さく、術後の痛みも軽いのが特徴です。手術による体へのダメージが少ないため、回復も早く入院期間も従来の開胸手術(大きく切開する手術)と比べ短くなりました。
胸腔鏡下肺葉切除術における術後平均入院期間は1週間程度です。また進行肺がんに対しては、開胸手術を主に行っております。
また、がんが周辺の臓器や胸壁などに直接浸潤していても,切除可能と判断された場合には積極的に手術を行っております。

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612 ステントグラフト内挿術 腹部大動脈 18 5.78 9.22 5.56 72.39  
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 14 1.00 1.43 0.00 67.43  
K5551 弁置換術 1弁のもの 12 6.17 21.50 0.00 65.92  
【心臓血管外科】
「ステントグラフト内挿術」は、動脈瘤の破裂を防ぎ、縮小もしくは拡大を防止するために行う手術です。
ステント(金属製のばね)がついた新型の人工血管を、圧縮した状態で瘤までカテーテルで運び、動脈瘤をカバーするように留置します。留置されると、ステントの拡張力と血圧により人工血管が血管壁に押し付けられ固定されます。これにより動脈瘤内への血液の流入が遮断されます。手術による切開部位はわずかで済むため、体にかかる負担を大幅に軽減することができます。
「下肢静脈瘤血管内焼灼術」は、血管内の壁を焼き、閉塞させる手術です。
当院では、先端に電極のついたカテーテルを静脈内に挿入して焼く方法を採用しております。この方法では皮膚切開を行わず、針の刺入のみで手術が済むので、見た目も手術創が残らず、入院期間も短く日常生活への復帰も早いです。
「弁置換術」は、悪くなった弁を取り除き、生体弁もしくは機械弁に取り換える手術です。 特に近年は、高齢化に伴う大動脈弁の石灰化による大動脈弁狭窄症が増加してきております。人工弁には、機械弁と生体弁の二種類があり、どちらも一長一短ありますが、個々の患者さんの状態、ニーズに合わせて、どちらが適当であるかご提案させていただいております。
また、弁膜症の中でも僧帽弁閉鎖不全症に対しては、当科では、より術後合併症が少なく優れた術式である、自己弁を温存する「弁形成術」を第一選択とし、良好な治療成績を上げております。
術後は心臓が正常な血液の流れに適応できるまでに時間を要するため、合併症など来さないよう、術後フォローもしっかり行なっていきます。

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 17 1.00 6.35 0.00 24.59  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 1.91 3.82 0.00 54.64  
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -  
【耳鼻咽喉科】
おもに急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、顔面神経麻痺、突発性難聴、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、加齢性難聴、耳鳴症、鼻出血症、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔乳頭腫、鼻中隔彎曲症、アデノイド増殖症、扁桃肥大、睡眠時無呼吸症候群、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、声帯ポリープ、声帯腫瘍、急性唾液腺炎、唾石症、唾液腺腫瘍、外耳・鼻腔・咽頭・喉頭異物、嗅覚・味覚障害の治療として、外来では行えない手術治療を入院で行っています。

腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 14 20.64 18.79 0.00 63.79  
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -  
K386 気管切開術 - - - - -  
【腎臓内科】
当院では2014年10月に透析設備を拡充しました。これに伴い、血液浄化件数が増加傾向にあります。
内シャント設置術は血液透析をするために行う手術で、動脈と静脈をつなぎ合わせ、静脈に多くの血液が流れるようにする手術です。
当科は血液透析のほかに腹膜透析も行っていますが、患者さんが透析療法に至るまでの期間をなるべく遅らせるために、管理栄養士・薬剤師・看護師など他職種と協同し、患者さん一人ひとりに適した腎不全の治療・管理、指導のための教育入院を行っています。


7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 4 0.03
180010 敗血症 同一 25 0.22
異なる 26 0.23
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.01
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 17 0.15
異なる 5 0.04
 入院の契機となった傷病と「同一」、「異なる」とは、「もともと上記の傷病名で入院した」か、「入院後に上記の傷病を発症、あるいは重篤化し、医療資源を多く必要とした」かの区別です。
当院の救急科では、敗血症に合併する播種性血管内凝固症の予後を予測するための多施設共同研究に参加しています。急性期医療を行う当院には、上に挙げられている傷病が重篤化し、紹介入院となる患者さんも多くいらっしゃいます。
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